地域と学校の概要   
 
 
1 地域の概要 
 越後平野のほぼ中ほどに位置し,信濃川と阿賀野川とに挟まれ,「地図にない湖」といわれた亀田郷の北部に位置している。戦後の農地改革や親松排水機場に代表される亀田郷土地改良区を中心とした土地改良事業の進展によって,亀田郷も安定した水田地帯となった。その後,亀田郷北部の石山地区に含まれていた山潟地区には,昭和30年代後半から,亀田バイパスや鳥屋野潟南部開発が展開してきた。そして,交通基盤の整備とともに,現桜が丘小学区でも民間開発業者によって,宅地開発が進み,現在は校区の半数以上が住宅地か商業地となっている。校区内には,山潟中学校,市立高志中等教育学校,県立新潟盲学校などがあり,文教地区である。また,郵便局・信用金庫等の公共機関・金融機関もあり,各種商店もある住宅地域である。学校の屋上からは,新潟市のランドマークである公共施設や高層ビル等が見える。
   
桜が丘小学校の屋上から見える風景〜その1〜

2 学校の概要
 昭和57年4月1日山潟小学校から分離新設された。以降転入児童の増加に伴い学級数が増加し,一時期1,000名を超えることもあった。しかし,現在は減少傾向にあり,今年度は516名(5/1付)21学級である。平成20年度より「やさしく かしこく たくましく」を教育目標に掲げ,保護者や地域の支援を得ながら,恵まれた環境の中で教育活動を推進している。あわせて「地域と学校パートナーシップ事業」とともに,PTA,町内自治会,山潟中学校区青少年育成協議会,桜が丘校区交通安全推進協議会,子ども見守り隊等,相互の協力による児童の健全を目指した活動が活発である。25年度末に第13回「特色ある教育実践校」優良校を受賞した。食育を中心とした実践が評価されたことにより,今年度は健康への関心を高める取組を進めていく。
  
桜が丘小学校の屋上から見える風景〜その2〜

3 児童数 522名(令和2年度)